ベジタブルフード
人間にとって、野菜をたべることは、身体の調子を整え、抗酸化作用もあり、推奨される健康的な手段です。
その流れで、犬も野菜をたべたほうがよい、
と思い込んでいる飼い主さん、たくさんいらっしゃいます。
しかし、狼を祖先にもつ犬は、元々は肉食。
ヨーロッパなどで狩に使われていたテリア種などはさらに肉食傾向が強いです。
ですが、犬がまだ狼の時代、狼(犬)は草食動物の内臓を好んで
食べることによって、間接的に植物を食べていました。
適度に野菜をとることが、犬の健康には欠かせません。
では、一般的なドッグフードで、足りない栄養素があるのでしょうか。
ドッグフードの総合栄養食と表示のあるものは、犬の健康に不可欠な栄養素を
バランスよく配合していますが、
高熱処理をしていますので、合成ビタミンやミネラルなどが変化し、
さらに合成のものは天然のものより吸収率が落ちるといわれています。
ただ、野菜をとるといっても生野菜は、消化吸収がしにくいので、
肉食系の雑食動物である犬には与えないほうが無難です。
手をかけたい飼い主の方はキャベツをゆでたりしてあげたこともあると思いますが、
できればせいぜい芋程度、じゃがいもやかぼちゃ程度にしておいたほうがよいのです。
一度や二度なら大丈夫ですが、続くと高齢になったときに、
胃腸系に問題が起きる可能性が高くなります。
草食動物が植物を食べて、消化され、腸内で発酵している植物。
これが狼や、ライオンなど肉食動物に必要な栄養なのです。
いまだ犬は野菜を消化する力は弱いので、無添加のサプリメントや、
野菜に熱を加えることなく、粉末状にし吸収しやすくした
『ベジタブルサポートhttp://www.blogsndogs.com/』という栄養療法もあります。
積極的に野菜をとりいれて、長生きできるようにしてあげたいものです。
マイナーな身体のトラブルや、たとえば感疾患や腎臓疾患など消化に関する病気は、
食事で大いに改善できることもあります。
ドッグフードの手作り食に関する、書籍も何冊かでていますので、
手作りをする際には参考にしてください。
正しいドッグフードの選び方http://xn--qckubrc3d4m353s86xf.bizも気になるところですね。